大学受験 入学金は返還されない？
併願している場合、なかなかの負担ですね。
入学金は、原則として返還されないことが多いです。
その理由と、例外的に返還されるケースについて説明します。
入学金が返還されない理由
- 入学の権利の対価:
- 入学金は、学校に入学する権利を得るための対価として支払われるものです。
- 学校側は、入学金を受け取ることで、入学者の席を確保し、様々な準備を行います。
- 入学準備費用:
- 学校は、入学金をもとに、教材の準備や入学式の準備など、入学者のための様々な準備を行います。
- そのため、入学を辞退しても、これらの準備にかかった費用を返還することは難しい場合があります。
- 契約上の合意:
- 入学手続きの際に、入学金の返還に関する規約に同意していることが一般的です。
- この規約に基づき、入学金は返還されないものとされています。
入学金が返還される可能性があるケース
- 学校の規約による場合:
- 一部の学校では、特定の期日までに辞退を申し出た場合に、入学金を返還する制度を設けています。
- 学校の入学試験要項や入学手続きの書類をよく確認することが重要です。
- やむを得ない事情:
- 病気や事故など、やむを得ない事情で入学を辞退する場合、学校に相談することで返還が認められることもあります。
- 学校側の判断によります。
- 入学金が不当に高額である場合
- 過去の裁判例では、入学金が他の大学と比較して著しく高額である場合などは返還を命じた事例もあります。
注意点
- 入学金と授業料は異なるものです。授業料は、入学辞退の場合に返還されることが多いですが、入学金は原則として返還されません。
- 学校によって対応が異なるため、必ず事前に確認することが重要です。
詳細については、各学校の入学試験要項などを確認するか、学校に直接問い合わせることをお勧めします。