数秘術とは?
歴史があるんですね。知りませんでした。

数秘術は、生年月日や名前などから特定の数字を算出し、それらの数字が持つ意味を通じて、人の性格、才能、運命、人生のサイクルなどを読み解く占いです。
数秘術の起源と歴史
- 数秘術の起源は古代に遡り、古代エジプト、バビロニア、ギリシャなどで数字に神秘的な意味を与える思想が存在していました。
- 特に、古代ギリシャの数学者ピタゴラスは、「万物は数である」という思想を唱え、数秘術の基礎を築いたと言われています。
- その後、数秘術はカバラ思想などとも結びつき、現代に至るまで様々な形で発展してきました。
数秘術の基本的な考え方
- 数秘術では、1から9までの数字それぞれに固有の意味があると考えます。
- また、11、22、33などのゾロ目の数字は、特別な意味を持つ「マスターナンバー」として扱われます。
- 生年月日や名前を特定の計算式に当てはめて一桁の数字(またはマスターナンバー)を算出し、その数字が持つ意味を解釈することで、個人の特性や運命を読み解きます。
数秘術でわかること
- ライフパスナンバー(運命数): 生年月日から算出される数字で、その人の生涯のテーマや才能を表します。
- バースデーナンバー(誕生数): 生まれた日の数字で、その人の個性や才能を表します。
- ディスティニーナンバー(運命数): 名前のアルファベットを数字に変換して算出される数字で、その人の社会的な役割や才能を表します。
- ソウルナンバー(魂数): 名前の母音を数字に変換して算出される数字で、その人の内面的な欲求や感情を表します。
- パーソナリティナンバー(人格数): 名前の死因を数字に変換して算出される数字で、その人の外見や他人に与える印象を表します。
数秘術の活用
- 自己理解を深め、自分の強みや弱みを把握する。
- 人生の目標や方向性を見つける。
- 人間関係を円滑にする。
- 才能や適職を知る。
- 人生のサイクルや運勢を知る。
数秘術は、あくまで自己探求のツールの一つとして活用することをおすすめします。
数秘術における主要な数字の計算方法を説明します。
1. ライフパスナンバー(運命数)
- 生年月日を西暦で書き出します。(例:1985年4月28日)
- 年、月、日の数字をそれぞれ一桁になるまで足し合わせます。
- 年:1 + 9 + 8 + 5 = 23 → 2 + 3 = 5
- 月:4
- 日:2 + 8 = 10 → 1 + 0 = 1
- それぞれの数字を足し合わせます。
- 5 + 4 + 1 = 10 → 1 + 0 = 1
- 最終的に一桁になった数字がライフパスナンバーです。
- ただし、合計が11、22、33になった場合は、マスターナンバーとしてそのまま採用します。
2. バースデーナンバー(誕生数)
- 生まれた日の数字を一桁になるまで足し合わせます。
- 例:28日生まれの場合、2 + 8 = 10 → 1 + 0 = 1
- 11日、22日生まれの場合は、そのままバースデーナンバーとします。
3. ディスティニーナンバー(運命数)
- 名前のアルファベットを以下の対応表に従って数字に変換します。
アルファベット | 数字 |
A, J, S | 1 |
B, K, T | 2 |
C, L, U | 3 |
D, M, V | 4 |
E, N, W | 5 |
F, O, X | 6 |
G, P, Y | 7 |
H, Q, Z | 8 |
I, R | 9 |
- 変換した数字をすべて足し合わせ、一桁になるまで計算します。
- ただし、合計が11、22、33になった場合は、マスターナンバーとしてそのまま採用します。
4. ソウルナンバー(魂数)
- 名前の母音(A, I, U, E, O)を上記の対応表に従って数字に変換します。
- 変換した数字をすべて足し合わせ、一桁になるまで計算します。
- ただし、合計が11、22、33になった場合は、マスターナンバーとしてそのまま採用します。
5. パーソナリティナンバー(人格数)
- 名前の死因(子音)を上記の対応表に従って数字に変換します。
- 変換した数字をすべて足し合わせ、一桁になるまで計算します。
- ただし、合計が11、22、33になった場合は、マスターナンバーとしてそのまま採用します。
注意点
- 数秘術の流派によって、計算方法や解釈が異なる場合があります。
- マスターナンバー(11、22、33)は、特別な意味を持つ強力な数字と考えられています。
- 計算する名前は基本的に戸籍上の名前を使用します。